
短期間でTOEICのスコアアップ! 誰でも確実に英語力を上げる方法とは?

TOEICスコアは就職や転職、昇給などのビジネスに活用できるだけでなく、留学の成果を証明するのにぴったりな英語の資格です。
TOEICはしっかり対策することでスコアアップを狙えるため、比較的短期間で飛躍的にスコアを伸ばす方も少なくありません。
ただ、どのようにTOEICスコアアップのための勉強をすれば良いかわからないという方も多いのではないでしょうか?
今回は、短期間でTOEICスコアをアップさせたい方に向けて、確実にTOEICスコアを伸ばす方法について詳しく紹介します。
また、短期間でTOEICスコアアップを目指すための具体的な学習スケジュールについても紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

短期間でTOEICスコアアップはできる?
「TOEICってビジネス英語だから難しそう」「英語から遠ざかっていたからTOEICで点数とれるか不安」という人でも心配いりません。
TOEICは、勉強すればするほどスコアを伸ばすことができる試験です。3ヶ月しっかりと勉強すれば誰でもスコアを100点以上伸ばすことは可能です。
TOEIC平均スコア
TOEICの平均スコアは約580点であり、これは就職や転職の際に英語力をアピールできるスコアである600点にほど近い数値です。
以下、TOEICを運営する一般財団法人国際コミュニケーション協会が公開しているTOEIC平均スコアの一覧表を参照ください。
実施月 | TOEIC(L&R)平均スコア |
2020年1月 | 581.2点 |
2019年12月 | 595.4点 |
2019年11月 | 585.5点 |
2019年10月 | 597.5点 |
2019年9月 | 583.1点 |
TOEICの平均スコアは実施時期によって多少前後しますが、大体580〜600点の間であることがわかります。
英語基礎力がしっかり身についていれば、平均スコアを上回る点数を取ることも可能です。
また、適切なTOEIC試験対策や学習方法を実践することで、より確実にスコアアップを狙えるでしょう。
1ヶ月でスコアアップできるTOEICの目安目標
1ヶ月でスコアアップできる現実的なTOEICの目標目安は、20〜100点といわれています。
オックスフォード大学のデータによると、TOEICのスコアを100点アップさせるのに大体225〜275時間の勉強が必要とされています。
つまり、1日あたり8時間の学習時間を確保できれば、1ヶ月で100点までスコアアップできる可能性があるということです。
適切な学習プランや自分に合った勉強方法で取り組めば、さらに短期間でスコアアップを狙える確率が高くなるでしょう。
TOEICを伸ばすなら短期集中型がベストな理由
第二言語を習得するなら、短期で集中的に学習することが効果的だと言われています。
これは特に基礎段階に当てはまり、TOEICでいえば800点レベルまでが該当すると考えてください。TOEIC800点までなら短期集中で取り組むほうが、長期的に取り組むよりも効果的です。
ちなみにTOEIC800点以上はかなり難易度が上がります。TOEIC800点台からさらにスコアを伸ばす場合は、TOEICの内容に限らず長期的に英語力を鍛える必要があります。
とは言え、転職や昇進で求められるTOEICスコアは高くてもTOEIC800点台です。TOEIC900点を求める企業はほとんどないので、TOEIC800点台に到達すればどこでも通用すると言っても間違いではありません。
つまり、3ヶ月しっかりと英語学習に集中すれば、社会人としてどこでも通用するTOEICスコアも夢じゃないということ。
通勤時間を英語学習にあてて長くこつこつと英語学習に取り組んでいる人がいるかもしれませんが、残念ながらそれは効率が良い方法とはいえません。
第二言語習得論では「短期集中」がキーワードになります。3ヶ月ならモチベーションも続き、ちょうど頑張れる期間なので、3ヶ月しっかり英語学習に励んでTOEICスコアを伸ばすことはとても良い選択だと思います。
TOEICスコアを伸ばせば転職や昇進が有利になる
TOEICでは英語力を合否判定ではなくスコア化するので、英語力を測る試験としてもとても役に立つ試験です。
特にメリットを感じるのが、転職や昇進のタイミングです。TOEICは多くの企業で英語力の評価基準としても採用されているので、TOEICで高いスコアをとれば「英語ができてグローバル化に対応できる優秀な人材」として評価してもらえるでしょう。
さらに、英語力だけでなく「自分で学習する成長意欲」や「困難なことにもチャレンジできるタフネスさ」もアピールすることができ、周りのライバルと差をつけることができます。
ちなみにグローバル化は年々進んでいるため、いずれTOEICスコアは社会人にとって必須スキルになることでしょう。
そのため「英語を勉強しよう」と思い立った今のうちに、しっかりTOEICスコアを上げることで将来の可能性が広げることができます。
3ヶ月後のTOEICの目標スコアを決める
何かに集中して取り組むためには、目標を決めるのも非常に大切です。現在のレベルをふまえて、適切な目標スコアを決めましょう。
3ヶ月で何時間の英語学習が必要か?
3ヶ月でTOEICスコアを100点アップするためには、平日に3時間、週末は5〜7時間の学習時間が必要と考えてください。
TOEIC400点〜800点のあいだで100点スコアを上げるためには、約200〜300時間の学習時間が必要といわれています。
スコアが上がるほど難易度も高くなり必要な学習時間も多くなる傾向にあるため、TOEIC700点から800点レベルにかけてはさらに時間が必要になることも。
TOEIC700点以上のレベルでも週末にまとまった学習時間を確保して、しっかりと英語学習に集中すれば、3ヶ月でスコアを100点上げることは十分に可能です。
自分のレベルにあった目標スコアを決めよう
TOEIC公式問題集でレベルチェックをして、現在のレベルがTOEIC600点だとします。その場合、スコアアップに必要が学習時間を考慮すると+100点でTOEIC700点が妥当な目標スコアです。
1日3時間以上の学習が可能であれば、もちろんスコア+200点アップも狙える範囲です。どれだけ学習時間を確保できるか、自分の日々のスケジュールとも相談して決めてみてください。
ちなみに、TOEICのスコア別にできることをまとめてみました。目標スコアが決められない人は、こちらも参考にしてみてください。
TOEIC500点
中学校レベルの基本的な文法や英単語の知識が身についた状態で、簡単な自己紹介くらいならできるレベルです。
TOEIC500点は英語学習において最初の壁とも言えるので、中学・高校のときから英語が苦手だった人やTOEIC400点台の人はまずはここを目指すのが良いでしょう。
TOEIC600点
中学レベルの基本を網羅した状態で、自己紹介や自分の気持ちをシンプルに表現できるスキルがあります。海外旅行も緊急時以外なら不自由なく過ごせるでしょう。
一般的に履歴書に書けるのはTOEIC600点からと言われています。また、日系企業では昇進の目安となるスコアなので、転職や昇進を有利に進めたい人は、まずTOEIC600点を目指すのがベターです。
TOEIC700点
中学・高校の英語知識をほぼ習得しているレベルで、読み書きを中心にした仕事であれば、英語で無理なくこなせます。
日系企業ならTOEIC700点を超えると資格手当がでたり、昇進や昇給の対象になる可能性がより広がります。
外資系企業への転職を目指すのであれば730点が足切りラインといわれているので、最低でもTOEIC730点を目指しましょう。
TOEIC800点
英語を使って能動的に仕事ができるレベルで、読み書きだけでなく英語で対話をすることもできる知識を習得した状態です。
個人的な能力差もありますが論理的に話すトレーニングをしたり、交渉術を磨けば海外とばりばり仕事ができるレベルまで到達できるでしょう。
日系企業なら英語ができるキャラとして認識してもらえるでしょうし、外資系企業なら昇進や国際部門への異動の最低ラインです。
これから外資系企業に転職してキャリアップしたい人、英語を使って海外と仕事がしたいという人はTOEIC800点を目指すと良いでしょう。
目標スコアに向けて学習計画を立てる
「計画が9割」とも言うくらい、計画を立てるのはとても大切です。
学習計画を立てずに進めてしまうと行きあたりばったりになってしまいますし、毎回どうやって勉強しようかを考えるのは時間の無駄です。
3ヶ月の学習計画を立てればあとは実行するだけなので、目標スコアに向かってまっすぐ進むことができます。
現在の英語力をチェックすることから始めよう
英語学習に取り掛かる前に、まずは現状の英語力をチェックをして自分の立ち位置を確認するところから始めましょう。
TOEICの公式問題集を解いてみて自分のレベルをチェックすることで、今のレベルに適したテキストや勉強法が分かります。
TOEICを運営する国際ビジネスコミュニケーション協会が発行している「TOEIC公式問題集」を本番と同じ制限時間(リスニング45分+リーディング75分)で解いてみてください。
TOEIC公式問題集には、正解数から計算ができる参考スコアの算出方法が掲載されているので、問題を解いて採点をしたらTOEIC何点レベルの英語力なのか、参考スコアをだしてみてください。
このときの結果がTOEIC500点以下であれば、英語の基礎力が圧倒的に足りていないということになります。そのため、中学校レベルの英語力を思い出すところからスタートしましょう。
レベルチェックでTOEICの参考スコアが500点以上の場合は、TOEICに特化した勉強からスタートするのが良いでしょう。
無理のない学習計画とバックアッププランが重要
計画を立てるうえでポイントとなるのは詰め込みすぎないこと。「TOEICスコアを3ヶ月で100点伸ばそう!」と意気込んでいるうちは、なんでもこなせる感じがしてしまいます。
しかし実際には、仕事や家事に多くの時間を取られるので、あまり無理な計画を立てると挫折の原因になってしまいます。
1日3時間の学習をする場合も、3時間弱で終わる学習量で計画を立てます。詰め込みすぎると「3時間で終わらずに翌日に持ち越して翌日も終わらずにどんどん持ち越して計画倒れ……」となってしまう可能性があるので計画を立てるなら余裕をもたせるようにしましょう。
また、週に1日は調整日として敢えて予定を入れない日を作ってみてください。計画通りに進んでいないテキストやもう一度復習したい内容などは、この調整日で対応するようにすれば、計画が後ろ倒しになることもないでしょう。
さらにバックアッププランも重要。急な残業になって予定していた学習ができないとき
「今日は時間がないから勉強できない」ではなく、「今日は時間がないから代わりに〇〇しよう」と代替案を準備しておくことで3ヶ月休むことなく学習を続けることができます。
目標スコアを達成するために学習計画は非常に大切です。学習をはじめる前にしっかりと3ヶ月間の計画を立てましょう。
絶対に成果を残すなら英語コーチングがおすすめ
学習計画が大切なのはわかるけど「英語学習から遠のいていたからどんな学習方法が合っているのか分からない」「3ヶ月後の人事査定で昇進したいから正しい計画を知りたい」という人には、英語(TOEIC)コーチングサービスがおすすめ。
英語コーチングとは、専任のコーチが生徒の英語学習をサポートしてくれるサービスです。生徒の学習目的、目標、レベル、弱点に合わせた「個別学習カリキュラム」を作成し、課題のチェックや進捗確認、学習相談まで手厚くサポート。
コーチはもちろん英語のプロ。「仕事で忙しいからもっと効率よくTOEICスコアを上げる学習方法を知りたい」「仕事に忙殺されてなかなかモチベーションが続かない」といった相談にも真剣に応えて、最短ルートで成果がでるよう適切な学習スタイルを指導してくれます。
さらにオンラインの英語コーチングなら通学の必要がありません。スマホやパソコンからいつでもどこでも英語コーチングを受けることができるので、忙しいビジネスパーソンにはぴったりです。
英語コーチングを利用しTOEICスコアを伸ばすことで、転職や昇進や有利になり将来の可能性も広がります。ある調査によるとTOEICスコアと年収には相関関係があり、TOEICスコアが高い人ほど年収が高くなるという結果になりました。
つまりTOEICスコアを伸ばすことは大幅な年収アップにも繋がるので、英語学習にかかった費用も簡単にペイできてしまいます。ビジネスパーソンにとって英語はもっとも有効な自己投資と言えるでしょう。
英語コーチングは専任のコーチがあなたのポテンシャルを開花させ、最短で最大の成果がだせるように指導してくれます。「3ヶ月で絶対に成果をだしたい」「TOEICスコアをもっと伸ばしたい」という人には英語コーチングがベストな選択であることは間違いありません。

短期間でTOEICスコアを伸ばすための学習方法
TOEICスコアを着実に伸ばすためには、英語基礎力の向上に加えてTOEIC特有の試験対策もしっかり行うことが重要です。
- 英文法を復習する
- 語彙力を強化する
- リスニング力を鍛える
- リーディング力を鍛える
- TOEICのテクニックを知っておく
- 英語コーチングで弱点を徹底克服
ここでは、短期間でTOEICスコアを伸ばすための学習方法を紹介します。
短期間でスコアアップ① / 英文法を復習する
文法知識は英語の骨格となるもので、ここをおろそかにすると英語は伸びません。
レベルチェックでTOEIC500点レベルに到達していない人はまだ文法知識が十分習得できていないので、1ヶ月目は中学英文法をやり直すことからはじめましょう。
中学英文法をやり直すためのテキストを購入し、中学校で習ったことを思い出すように学習してみてください。
今のレベルがTOEIC500点を超えている人は、最低限の文法知識を習得しているはずなので、いちから文法を勉強する時間をとる必要はありません。
学習を進めていき分からない文法があれば、その都度見直しをするようにすればOKです。
短期間でスコアアップ② / 語彙力を強化する
英語力UPのために欠かせないのが、語彙力の強化です。語彙を覚えて記憶として定着させるには時間がかかるので、さっそく1ヶ月目から取りかかりましょう。
今のレベルがTOEIC500点に到達していないなら、中学レベルの英単語を復習することからはじめてください。1ヶ月で中学レベルの基本動詞や名詞を覚えたら、2ヶ月目からTOEICに特化した単語帳に取りかかりましょう。
レベルチェックでTOEIC500点を超えている人は、1ヶ月目からTOEICに特化した英単語帳を使って、効率よくTOEICの頻出英単語を覚えていきましょう。
語彙は一度ではとても覚えきれないので、何度も「覚える→忘れる→覚える」を繰り返すことがポイント。なかなか覚えられないことにストレスを感じるかもしれませんが、人間は脳の状態を正常に保つために重要でないと判断した情報は忘れるようにプログラムされているので、たった1度や2度の暗記で覚えるのは不可能です。
そのため、根気強く何度も覚え直すことで脳に「これは需要な情報だよ」と認識させることができ、記憶を定着させることができます。
どのレベルでも英単語は1ヶ月目から取りかかり、3ヶ月で1000〜1500の英単語を目安に覚えていきましょう。
短期間でスコアアップ③ / リスニング力を鍛える
リスニング力を鍛えるなら「ディクテーション」と「シャドーイング」というトレーニングを重ねましょう。
まず、ディクテーションとは、英語の音声を聞き取り1文ずつ紙に書き取ること。読み上げられる音声を全体を通して何度か聞いたら、1文ずつ再生して聞いた内容を紙に書き起こすことで、リスニング力の向上が期待できます。
次にシャドーイングとは、聞こえてきた英語の音声をそのまま口にだすトレーニングです。何と言っているのかしっかりと聞き取る必要があるので、集中力が必要です。
まずはディクテーションからはじめて、慣れてきたら同じ音声を使ってシャドーイングにチャンレンジしましょう。
レベルチェックでTOEIC500点未満の人は、1ヶ月目は中学校のリスニング教材をつかって英語の音に慣れることからはじめてみてください。2ヶ月目からTOEIC公式問題集のリスニング音源を使って学習しましょう。
すでにTOEIC500点以上のレベルなら、TOEICの公式問題集のリスニング音源を使って「ディクテーション」と「シャドーイング」のトレーニングを重ねましょう。
TOEIC公式問題集の取り組む順番は、パート③,④→②→①の順番です。パート③④は長文問題で真のリスニング力を試す問題なので、スコアを伸ばすのに時間がかかります。なのでまずはパート③④から取り組むことをおすすめします。
ちなみに、リスニング音声を聞き流すだけでは意味がありません。リスニングの練習をするときは、ひとつずつ音を拾うイメージで音源に集中するようにしてください。
音声が早すぎてまったく聞き取れないひとは、アプリを使って音源の速度を落として聞いてみてください。0.8倍速くらいにすると聞き取れなかった音も聞き取れるようになってきます。
ちょっと怪しいCMや広告にあるような「ある日突然、英語が聞き取れるようになった!」なんてことはありえません。「ディクテーション」と「シャドーイング」を根気強く続けることで少しずつ聞き取れるようになってくるので、3ヶ月間根気強くトレーニングを続けましょう。
短期間でスコアアップ④ / リーディング力を鍛える
リーディング力を鍛えるなら、TOEIC公式問題集の「復習」と「多読」がもっとも効果的です。
まずはTOEIC公式問題集のリーディングパートを解いてみて、間違えた問題をしっかり復習をしましょう。なぜ間違えたのか? 文法知識が足りなかったのか? など間違えた理由を分析して改善していきましょう。
最低でも3ヶ月でTOEIC公式問題集を1冊(テスト2回分)やりきってください。可能であれば2冊取り組むことでよりTOEICスコアを伸ばすことができるでしょう。
TOEIC公式問題集の取り組む順番はパート⑦→⑤→⑥です。パート⑦は長文問題で純粋なリーディング力を試されるパートなので、長文を読み慣れること、問題の傾向を掴むためには真っ先に学習をはじめるべきです。
パート⑤は文法問題で、パート⑦の長文問題に慣れてきたら取り組んでください。パート⑥は、パート⑦と⑤の対策ができていれば解けるパートなので、特別時間をとって勉強する必要はありません。時間があれば取り組む程度でOKです。
TOEIC公式問題集をやりきったら、3ヶ月目には英文ニュースをたくさん読んで長文読解力を鍛えましょう。スマホで無料で読めるニュースもたくさんあるので、無理なく読めるレベルで1日に5〜10本のニュースを読むことをおすすめします。
短期間でスコアアップ⑤ / TOEICのテクニックを知っておく
TOEICスコアを上げるために英語力を上げることはもちろん重要ですが、TOEICのテクニックを知っておくことも重要です。
リスニングパートなら、パート③④の先読みがもっとも重要なテクニックです。リスニングの音声が流れる前に設問の内容を把握しておくことで、これから流れる音声の内容をある程度推測することができます。
リスニングの音声全体を聞くのではなく、設問を先読みしておくことでポイントだけ聞き取ればいいので正解率を上げることができます。TOEIC600点以上を目指すのであれば、設問の先読みは絶対におさえておきましょう。
リーディングパートは時間配分が重要になります。パート⑤を10分、パート⑥を10分、パート⑦を55分で解けるように時間配分を意識して解いてください。すべてを75分で解き終えるスピード感が重要なので、1問30秒〜1分で解けるようにTOEIC公式問題集などを使って繰り返し練習しましょう。
また、TOEIC800点に到達するまでは100問すべての問題を解き終えるのは難しいので、難易度の高い問題や苦手な問題は「思い切って捨てる」という選択も必要です。
特に、NOT型の問題(文中で述べられていないことを選択する問題)は選択肢4つをすべて把握して文中に記載があるかをを判断する必要があり、回答に時間がかかります。そのため10秒考えても分からない問題は思い切って捨てて、その分の時間をほかの解ける問題にまわすことが理想です。
短期間でスコアアップ⑥ / 英語コーチングで弱点を徹底克服
TOEICのスコアを3ヶ月で大幅にアップさせるなら、英語コーチングを利用して弱点を徹底的に克服しましょう。英語コーチングでは最短コースで成果をだすことができるので、3ヶ月で150点〜200点アップも夢ではありません。
まずは解ける問題を確実にとることが大切ですが、TOEIC600点以上を目指すなら自分の弱点とも向き合わなければスコアは伸びにくくなります。
ですが、独学で学習を進めて行き詰ってしまったり、もっと効率の良い方法はないかを模索するのに時間がかかってしまったりすると、なかなか弱点を探るのも対策をとるのも進みません。
英語コーチングなら、専任のコーチがあなたの弱点を見抜いて効率よく対策できる方法を提案してくれます。弱点を指摘してくれるだけでなく、具体的にどうすればTOEICスコアを伸ばすことができるのかを生徒ひとりひとりに合った方法で提案してくれるので、迷うこと無く弱点の克服に向けて動き出せるでしょう。
英語コーチングを利用して弱点を克服することで、3ヶ月でもTOEICスコアを想像以上に伸ばすことが可能になります。転職や昇進に向けてTOEICスコアを伸ばすなら、英語コーチングで効率よく弱点克服にも取りくみましょう。

短期間でTOEICのスコアアップを目指すコツ
TOEIC1週間前になったら、本番に向けて調整モードにはいりましょう。
自分の弱点や強みを把握しておく
短期間で効率よく学習するには、TOEICにおいて対策すべきポイントを押さえることが大切です。
具体的には自分の弱点および強みを客観的に把握し、どの分野に注力して対策するかを見極めます。
リーディングが苦手であれば文法や単語学習に時間をかけたり、リスニングが苦手であればシャドーイングを繰り返して英語耳を鍛えたりするといいでしょう。
自分自身では弱点や強みを見つけることが難しいという方は、英語コーチングスクールなどのプロにチェックしてもらうのがおすすめです。
弱点を補う勉強をしていく
自分の弱点を把握したら、その弱点を補うための勉強に集中することが必要です。
強みを伸ばしていくことも大切ですが、TOEICのスコアアップという目標には弱点の克服のほうがより効果的です。
苦手な部分を伸ばしていくには、正しい学習方法を見定めて取り組むようにしましょう。
独学では正しい学習方法がわからないという方は、英語学習のプロに自分に合った学習内容をカスタマイズしてもらうのがおすすめです。
継続して学習していく
英語力を伸ばすために大切なことは、継続して学習することです。
英語は触れる時間が長ければ長いほど定着率が上がるため、英語学習を継続するだけで十分な効果が見込めます。
また、TOEICスコアアップだけに留まらず、その先のキャリアアップや海外留学などを見据えた英語力向上も期待できます。
継続的なモチベーションの維持が難しいという方は、英語コーチングスクールのような専属コーチ伴走型学習スタイルを試してみるといいでしょう。
新しいテキストには手を出さない
3ヶ月の英語学習が終盤にさしかかり、TOEICの本番が迫ってきたら新しいテキストや参考書に手を出すのはやめましょう。
記憶の定着には時間がかかるので、新しいテキストを開くのではなく、これまで使ってきたテキストの内容の復習を重点的にしましょう。
おすすめは何度か解いているはずのTOEIC公式問題集を、時間を測ってもう一度解くことです。もちろんTOEIC公式問題集の中身は3ヶ月かけてすべて習得しているはずですが、本番の形式に慣れることを目的に時間を測ってもう一度解いてみてください。
ここでは何問正解するかが重要ではなく、TOEIC本番の形式に沿って解く予行練習をすることが目的なので、正解数を気にする必要はありません。
不正解だった箇所は改めて復習して本番までに理解を深めておけば十分です。
3ヶ月間の復習をして記憶を定着させる
3ヶ月の総仕上げとして、最後の1週間は復習を中心に進めてください。
覚えたと思っている単語や、しっかり理解したと思っていた問題でも、見直すと案外新たな気づきがあるものです。
なんども言いますが、記憶の定着には時間と回数が必要です。覚えたつもりであっても、TOEIC本番前に改めて見直すことでより記憶が定着し、思い出すスピードも早くなって、本番で最大限の力が発揮できるようになるでしょう。
最後の1週間は復習の時間をとり、3ヶ月で習得したことをしっかりと脳に刷り込みましょう。
本番に向けて体調管理も忘れずに
何ごとも体が資本です。TOEIC1週間前になったら、本番に向けてしっかりと体調管理にも心がけるようにしてください。
夜遅くまで勉強せずにしっかりと睡眠をとって、日々の疲れをしっかりとるようにしましょう。季節の変わり目は体調を崩しやすいので特に注意が必要です。
TOEICは2時間で200問の問題を解く必要があり、かなり集中力が必要な試験です。2時間も集中すれば体力も奪われていきます。
3ヶ月の努力をしっかりと実らせるために、TOEIC1週間前になったら無理せず体調管理にも気を付けるようにしましょう。
最短でTOEICのスコアアップを狙いたい方は、イングリードのTOEIC点数保証コーチングコースをぜひご検討ください。
紹介:けんけんぶろぐでは、筆者の体験をもとに、
短期間でTOEICスコアアップを目指す学習スケジュール例
短期間でTOEICをスコアアップさせるには、しっかりと学習時間を確保することが大切です。
- 平日の勉強は3時間が目安
- 週末の勉強は6時間が目安
1週間のうち、少なくとも合計25時間以上の学習時間を作るのが理想的です。
ここでは、短期間でTOEICスコアアップを目指す学習スケジュールの具体例を紹介します。
平日の勉強(3時間)
平日の勉強時間は、1日あたり3時間を確保するのが理想的です。
具体的なスケジュールとしては、移動時間や始業前に1時間、帰宅後に2時間の学習時間を取るといいでしょう。
早起きするのが得意という方は、早朝に2時間、寝る前に1時間というスケジュールもおすすめです。
予定が入って勉強時間が取れないという日は、その日の前後に1時間ずつ勉強時間を増やすなど、臨機応変に対応するとモチベーションの低下を防げます。
平日の学習は耳からのインプットや脳内シャドーイング、単語学習などの隙間時間でもできる学習内容を取り入れると効率的です。
週末の勉強(6時間)
週末の勉強時間は、1日あたり6時間以上を確保できるとTOEICスコアアップの近道になります。
具体的なスケジュールとしては、まとまった時間を勉強し続けるより、集中力を保つために2〜3時間ずつ午前と午後に分けるのがおすすめです。
特に、早朝の集中力が高まっている時間帯を活用しましょう。
週末の学習はTOEICの公式問題集を本番形式で解いて、実際の試験を想定した練習を行います。
TOEICの試験は合計で2時間あるため、その時間しっかり集中できるように訓練します。
残りの勉強時間はその日に解いた問題集を復習して、知識の定着を目指して繰り返し解くようにしましょう。
まとめ:3ヶ月でTOEICスコアは伸ばせる! 短期集中で人生が変わる
1日3時間以上しっかり英語学習に取り組めば、3ヶ月でもTOEICスコアを100点以上伸ばすことができます。
TOEICスコアを伸ばせば昇進や転職にも非常に大きなメリットがあり、たった3ヶ月英語学習に集中することで会社からの評価も上がって収入アップの可能性も広がります。
英語は費用対効果がもっとも高い自己投資であり、確実に人生を豊かにしてくれるスキルであることは間違いありません。
そして3ヶ月で絶対に成果を残したいのであれば、英語コーチングを利用することがベストな選択です。英語学習のプロが最短ルートで成果がでるように手厚くサポートしてくれるので、「+100点アップ」にとどまらず、想像以上の成果を残すことができるでしょう。
3ヶ月なんて正直あっと言う間です。たった3ヶ月を「いつも通り過ごして終わる」のか、それとも「TOEICスコアを上げてキャリアアップして収入を増やす」のか、あなたはどちらを選びますか?
イングリードでは、専属のコーチが1人1人の英語レベルや目的に合わせて学習プランをカスタマイズし、最短で成果を上げられるように徹底サポートいたします。
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